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フライト時CO2排出量の「見える化」

更新日:2022年12月12日

地球温暖化問題が常に世を賑やかすなか、SDGsやESGの目標数字を掲げ、企業がどのように「エコ」で「サステナブル」かをアピールする時代になりました。目に見えない空気の話ではあるけども、二酸化炭素の排出量は計算・測定をすることで排出量を見える化させることができます。企業の社会的責任(CSR)として「二酸化炭素排出量の削減」を指標として掲げる企業も増えてきました。


では、グローバルモビリティの分野で、どのように「二酸化炭素排出量の削減」に貢献できるか見てみましょう。


乗客一人当たりのCO2排出量を ”見える化”

グローバルモビリティの世界でCO2排出量とある程度の相関があるものとして飛行機の利用があります。欧州では航空機の利用を減らしCO2排出量削減するために、欧州内の移動は極力電車を活用するなどの対策を講じる企業も増えてきました。

この削減効果を“見える化”するために、AIRINCでは世界中のフライト情報を調査・データベース化しました。本来これは、企業が出張旅費や駐在員の一時帰国旅費などの手当化や上限額設定のためのAIRINCの航空運賃データベースでした。


サステナビリティの取り組みをサポートする新機能

お客様のESG目標の達成を応援するために、航空運賃に関するデータに炭素排出量を追加しました。この機能により、各路線が乗客一人当たりどれだけの炭素を発生させたかを確認できます。そして、これは出張回数のコントロールやルート変更などによるCO2削減とその量の“見える化”を可能にします。



カーボン・オフセットによるESGの実現

ZoomやTeamsなどのオンライン会議ツールが普及したおかげで、現地に必ずしも向かわなければならないものばかりではなくなりました。必要性の低い移動を控えることで、二酸化炭素の排出量を抑えることができるという新たな選択肢があります。


ただし、人が生活するうえ、ビジネスを継続させるうえで、私たちは二酸化炭素を排出せずして発展はあり得ません。二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量を、別のところで埋め合わせをするという、カーボン・オフセットという考え方があります。


当データベースには、フライトルートから排出されるCO2を相殺するために必要な「木の本数」も表示されるようになりました。 「二酸化炭素排出を実質ゼロにするために植樹をする」などの活動を通じて貴社のESGに、きっと役立つでしょう。


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元記事(AIRINC社の情報サイト AIRSHARE)※英語表記






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