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生計費指数、ロシア軍攻撃の影響受ける

更新日:2022年12月12日

AIRINCでは四半期ごとに、住居費、物品・サービス費、税金などの物価調査を行っています。実際にAIRINC社員が現地に足を運び、一つ一つの物価を調べ、その根拠をもとに「生計費指数(Index)」が作成されています。


駐在員が実際に使用しているお店で、実際に購入する品物の価格を調査し、その商品の使用頻度を考慮することで、駐在員の消費行動の実態にあったデータを作ることができます。

物価の変動は駐在員の生活に直接影響が出るもので、場合によっては給与処遇の見直しが必要になる場合もあります。そのため、指数の変動は海外人事・海外給与業務ご担当者には大変重要なものかと思います。


さて、この度2022年5月度(2022年第2四半期)の物価調査を、主にヨーロッパ、アジア、東南アジアを対象に実施しました。 その調査結果を踏まえ、特記すべき点を見ていきましょう。


生計費に関する最新情報
  • ロシア・ウクライナ戦争による世界の食糧供給への影響

ウクライナでの戦争に伴い、ウクライナの食糧供給能力は低下の一途をたどっています。ロシアとウクライナは世界の小麦供給の約30%を生産・販売し、ウクライナは世界のひまわり油の約40%を供給していますが、戦争による混乱に伴い、自国への食料供給が減少、あるいは輸入価格が高騰し国民を養えなくなることを懸念する国々では、保護主義的な輸出禁止措置が相次いでいます。



住宅に関する最新情報
  • ポーランド・ワルシャワ

ロシア・ウクライナ戦争が激化して以来、ワルシャワの賃貸家賃市場は過去3ヶ月間、慌ただしく推移しています。賃貸家賃は大きく上昇し、中心部で最も高いインフレが起こっています。ウクライナとロシア双方からの難民や企業が、相次いでワルシャワへ移転なされ、あらゆる所得層向けの物件で需要が高まっています。


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元記事(AIRINC社の情報サイト AIRSHARE)※英語表記


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