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駐在員が本当に期待しているサポートとは?

更新日:2022年12月12日



この春に開催された、BAMM(Bay Area Mobility Management )カンファレンスで、私たちは「駐在員一人ひとりの好み」についてより知ることにしました。参加者にライブアンケートを行い、赴任先でどのようなサポートが必要なのかを調査したところ、「駐在員目線」の本音が明るみになりました。


ここでは、その中からいくつかをご紹介します。


「一時帰国」の休暇はどうに使いたい?

赴任中にどのようなフライトサポートがあれば最も価値があるかという質問をしました。興味深いことに、従来の一時帰国を希望する人は、さほど多くはありません。

  • 53% 任国外旅行へのサポート

  • 24% 家族や友人の赴任呼び寄せサポート

  • 14% 本国への一時帰国


世代別調査でも特徴がありました。

  • 60% 任国外旅行へのサポート( 26-35 歳と 56 歳以上)

  • 36% 家族や友人の赴任呼び寄せサポート(36-45歳)



家具家財は「買う」のか「持参」なのか?

人は思ったほど自分の持ち物に執着していないようです。持ち物について、どのようなサポートが望ましいか尋ねたところ、半数は本国からの持参を希望していないようです。

  • 57% 現地で購入もしくはレンタルをしたい(現地調達)

  • 24% 本国から任国に持ち込みたい


上記のように半数以上が「現地調達」を希望していますが、若手世代( 26-35 歳)では【80%】も現地調達を希望していることがわかりました。


車の「専用車」か「ライドシェア」か?

交通手段のサポートについて尋ねたところ、様々な結果が得られ、さらに男女別でも異なる結果となりました。


男性の場合

  • 47% 現地で自分で車を運転したい

  • 41% ライドシェアが良い


女性の場合

  • 37% 現地で自分で車を運転したい

  • 53% ライドシェアが良い



求められているサポートの形とは?

また、サポートのあり方についての希望も集めました。セルフサービスではなく、サポートが望ましいという意見が大半を占めた。


  • 53% フルサポートを受けたい

  • 09% テクノロジーを使ったセルフサービス


また、興味深いことに上層部クラス( 56歳以上)では【80%】もフルサポートを希望していることがわかりました。



駐在員の本音を知ることの必要性

セッションの最後に、参加者にモビリティサポートに求めるものを一言で表現してもらいました。最も多かった回答は、「柔軟性」「理解」「共感」でした。


この結果を共有することで、モビリティ・コミュニティが、私たちがサービスを提供するお客様からのフィードバックを検討するきっかけになればと思います。


個人の好みが異なることを考えると、本人や家族のニーズに適応できる柔軟なアプローチを検討するのが一番です。駐在員から「何が評価されているのか」「何にニーズがあるのか」を知ることで、人事側が何をすべきかが見えてきます。



当記事へのご質問はこちらからお問合せください

 

元記事(AIRINC社の情報サイト AIRSHARE)※英語表記


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